平均繊度18.8μのラムウールのTop brown。
オーストラリア産メリノウールの繊度が約20μであるのに比べ、細くしなやかで柔らかな羊毛。
編みの工程後、丹念に洗いをかけることにより繊維を解し紡毛のふくやかな風合いを引き出した編み地。縫製の糸には、絹の紬糸とアルパカの混紡糸を撚りあわせた糸を用いており、紬糸の不均一な凹凸とアルパカ特有の畝りが、手縫いのような起伏に富んだ縫い目にしています。
機械によるリンキング(縫製)。
一つ一つの編み目に糸を通すニットならではの手法。ステッチは鎖状となり、鎖部分の浮きが遊びとなることで伸びに対応している。
前襟ぐり、左袖のかがり縫いはすべて手縫いによるもの。